2026年10月7日

【福岡】総務省が令和8年9月28日に令和7年国勢調査を発表しました。

2025年10月1日現在における我が国の人口は、1億2,297万3千人です。5年前の2020年の国勢調査と比べると人口は317万4千人減少しました。これは2020年から2.5%の減少で年平均0.51%の減少になり、過去最高の減少幅です。

総人口を男女別にみると、男性が5,977万2千人、女性が6,320万人で女性が男性より342万8千人多く、女性100人に対する男性の人数比(人口性比)は94.6%となっています。東京都の人口は1.3%増加しましたが、東京都以外の46道府県の人口は減少しました。東京都への人口集中が続いています。

総人口に占める65歳以上の人口の割合は、この5年間で28.5%から29.4%に上昇しました。15歳未満の人口は1,334万9千人(総人口の10.9%)、15歳~64歳の人口は7,348万1千人(総人口の59.8%)、65歳以上の人口は3,614万2千人(総人口の29.4%)です。65歳以上の人口が15歳未満の人口の3倍近い数になりました。すべての都道府県で15歳未満の人口を65歳以上の人口が上回りました。少子高齢化による自然減が加速化しています。これは、今後、生産年齢人口(15歳~64歳)は減少していくことを意味します。2040年には現在より1,000万人以上の生産年齢人口が減少すると予測されています。

総人口に占める15歳未満の人口の割合を諸外国(G7,中国及び韓国)と比べると我が国(10.9%)は韓国(10.2%)に次いで2番目に低くなっています。

日本人の人口は1億1,913万2千人(総人口の96.9%)で5年前の2020年の国勢調査と比べると、426万7千人減少して3.5%の減少です。外国人の人口は384万人(総人口の3.1%)で2020年の国勢調査と比べると、109万4千人増加して3.9%の増加です。労働力の一部を外国人人材に頼る現状が浮き彫りになりました。

少子高齢化による大きな一つの問題は医療費の増加です。毎年1兆円前後の増加を続けてきました。令和6年度の医療費の総額は48.0兆円です。令和7年の医療費は2.6%増加の49.2兆円と1.2兆円の増加です。 国の医療費削減政策は、生活習慣病の予防やメタボ対策、医療品の適正使用、余剰病床の再編や機能分化、高額療養費制度の見直しなどを進めています。反対に、高度医療の進化により、様々な研究・開発が必要であり医療設備などの環境整備を含む医療費も高額なものとなり我が国の医療費を押し上げる大きな要因となっています。医療費の高齢者が占める割合は約6割です。超高齢社会が到来した現代、これまで医療が力を注いできた「病気を治す」モデルから「予測し予防する」モデルへの転換が必要です。

多くの高齢者が健康を維持し治療の必要がなくなり健康年齢を伸ばすことができれば、医療費を含む社会保障費の大幅な抑制が図れます。その一つのヒントは、「食の改善」です。取り組みやすい「食の改善」の一つを紹介します。食べる順序を守ることです。食事の順序は、野菜 → タンパク質 → 炭水化物 の順序を守るという簡単な習慣です。