大阪の堺筋本町に事務所を構える私たちにとって、オフィス街の北浜界隈は日常の散策エリアでもあります。近代的なビルが並ぶ街並みを一本入ると、歴史の重みを感じさせる瓦屋根の日本家屋が静かに佇んでいます。幕末の医師・蘭学者、緒方洪庵が開いた私塾「適塾」です。私自身が慶應義塾大学の出身ということもあり、慶應の創設者・福澤諭吉が若き日を過ごしたこの地を訪れるたび、身の引き締まる思いがいたします。
志ある若者が切り拓いた未来
適塾では身分や出身を問わず塾生が迎えられ、たった1冊の和蘭語辞書『ドゥーフ・ハルマ』の周りに集まっては、夜を徹して学問に打ち込んだといわれます。福澤をはじめ、日本赤十字社を創設した佐野常民や近代軍制を築いた大村益次郎など、激動の時代を牽引した俊才がここから数多く巣立ちました。 塾生たちを突き動かしたのは、自らの成長を社会に役立てたいという高い志でした。時代を動かす原動力は、いつの時代も「人」であると改めて気付かされます。
経営理念と重なる「人への投資」
私たち朝日税理士法人は、『全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に人類、社会の進歩発展に貢献する』という経営理念を掲げています。
企業の成長を支える土台は、何よりもそこで働く従業員一人ひとりです。働く人々がやりがいを感じ、生活の豊かさを実感できてこそ、企業は持続的に発展し、ひいては社会への貢献へとつながっていきます。だからこそ、社員の処遇改善や環境整備といった「人への投資」は、現代の企業経営において最も優先すべき課題の一つといえます。
中小企業向け「賃上げ促進税制」
社員の給料アップを後押しするため、国は会社に税金の優遇を用意しています。これが中小企業向けの「賃上げ促進税制」です。
前年と比べて社員への給与を1.5%以上増やせば、増やした金額の15%分、会社の法人税を安くできます。さらに給与を2.5%以上増やせば、割引率は30%へと跳ね上がります。
赤字などでその年の税金から引ききれなかった分も、条件を満たせば最長5年間持ち越して将来の税金から差し引ける、使い勝手のよい仕組みです。
北浜・船場の地から、企業の挑戦をサポート
適塾の若者たちが未来を夢見た北浜・船場の地は、古くから進取の気風が息づく街です。
従業員の幸福と企業の持続的な成長の両立に向けて、税制の優遇措置を上手に活用することは、確かな推進力となります。私たち朝日税理士法人も、理念の実践とともに、皆様の「人への投資」と未来への挑戦を税務・財務の両面から全力でお手伝いいたします。お困りの時は、お気軽にご相談ください。




